朝日新聞厚生文化事業団は認知症の人にやさしい地域づくりの取り組みとして、
「認知症マフ」の普及活動を行っています。

編み方・編み図紹介
(指引き抜き編み)

動画で見るマフの編み方

写真で見るマフの編み方

ちくちくしない太めの毛糸と飾りを用意します。普通の毛糸を2,3本引き揃えてもOK。

糸端を二つに折り、輪を作って端を結びます。

輪の大きさは人差し指がすっと入り動く程度の大きさです。左手で長い方の糸を持ちます。

輪のかかった右人差し指に左手の糸を奥から手前に引っ掛けて、輪にくぐらせます。

指で編む鎖編みが1目できました鎖が大きいほど大きなサイズに仕上がります。

輪2つ目の鎖を編みます。右人差し指に奥から手前に左手で糸をかけ輪にくぐらせます。

2つ目の鎖が編めました。これを繰り返して鎖編みの土台を長くしていきます。

鎖編み20目で50cmほどの長さになりました目の数は手加減や糸の太さに応じて調整します。

土台を輪の形に繋ぐため、1つ目めの鎖の間に右人差し指を入れます。

右人差し指に左手で奥から手前に糸をかけ、隣の2本の輪をくぐらせます。

鎖の土台が大きな輪になりました。

糸が繋がった目の隣にある鎖に右指を入れ、土台の上に新しい目を編んでいきます。

繰り返し編んでいくと輪に高さが出て筒状になっていきます。

編み終わりは右人差し指にかかった糸を引き出して指を抜き、最後の輪をぎゅっと引き締めます。

編み始めと終わりの糸端は編み地の中にくぐらせて処理します。

編み地を裏返すと棒針のガーター編みのような見た目になります。裏返さずそのままでもOK。

幅約25cm、長さ約40cmのマフが編めました。

マフの内側と外側に飾りをしっかりと縫い付けます。

さあ完成です。認知症の人に実際に使ってもらいましょう!

かぎ針で編む場合は「ジャンボ10ミリかぎ針」で緩めの手加減で編んでください。

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